恋人から「腕の毛、もう少し短くしてみない?」と言われた。軽い好みの話なのかもしれないけれど、自分の体を否定されたようで、返事に困ることがあります。自分も気になっていたなら、これをきっかけに話してみようと思うかもしれません。
その場ですぐに処理すると約束しなくても構いません。まずは相手が何を気にしているのかを聞き、自分はどうしたいかを伝えてから、変える範囲を考えましょう。ここでは、男性が女性の恋人と体毛の話をするときの会話例を紹介します。文例は場面を説明するための提案で、調査や実体験の引用ではありません。
「全部なくしてほしい」という意味なのか、決めつけずに聞く
「毛が気になる」という一言だけでは、どの部分の、何が気になるのか分かりません。見た目の長さについてなのか、触れたときの感触なのかでも、話したい内容は変わります。こちらが「全身脱毛してほしいのだ」と受け取ってしまう前に、具体的に聞いてみてください。
腕の毛のことだよね。長さが気になるのか、触った感じなのか、もう少し聞いてもいい?
これは、相手の希望どおりにすると約束する質問ではありません。何を言われたのか分かったうえで、自分の考えを伝えるための確認です。相手の答えを聞いても、まだ自分の希望が決まらなければ、そのまま伝えられます。
そういう好みなんだね。僕は今まであまり気にしていなかったから、すぐには決められない。少し考えてみたい。
自分も変えたいなら、変えてみたいところだけ話す
たとえば、もともと腕の毛の長さが気になっていたなら、その気持ちを話せます。「相手に言われたから全部変える」ではなく、自分も試したい部分を分けて考えてみましょう。
僕も腕の長さは気になっていた。整えるかどうかは考えてみるけれど、胸や脚まで変えるつもりは今のところないよ。
どこまで整えるかは、この会話だけで決めなくても大丈夫です。「いま気になる部分」「残したい部分」「まだ決めていない部分」をメモに書き分けてみてください。相手の希望を聞いて、自分の気持ちが変わった場合も、その時点で考え直せます。
変えたくないときは、好みの議論より自分の希望を伝える
相手の好みが分かっても、自分は変えたくないことがあります。「世間ではどちらが好まれるか」を争い始めると、二人の話から離れてしまいます。自分がどうしたいかを、短く言葉にしてみてください。
短いほうが好みなのは分かった。でも、僕は今のままでいたい。今は処理しないつもりだよ。
費用や手間が気になるなら、その理由を添えてもよいでしょう。ただし、理由を詳しく説明できないからといって、希望を引っ込める必要はありません。相手が残念そうでも、その反応だけで方針を変えると約束しなくて構いません。
言い方がつらかったときは、体毛の相談と分けて話す
「汚い」「ありえない」といった言い方で傷ついたなら、毛をどうするかより先に、その言葉について伝えることもできます。好みを話すことと、体を見下すように言うことは、分けて考えたいところです。
毛の好みは聞けるけれど、「汚い」と言われるとつらい。変えるかどうかの前に、その言い方はやめてほしい。
すぐに落ち着いて話せなければ、「今日はここでやめたい。落ち着いてから話したい」と会話を切り上げても構いません。伝えても繰り返し侮辱されたり、処理を強く迫られたりする場合は、一人で説得し続けず、信頼できる人に相談する選択もあります。
返事は、いま本当に決められる範囲で
相手の希望を聞くことと、体毛を変えることは別々に決められます。「話してくれてありがとう」と言っても、処理を了承したことにはなりません。考えたいなら考えたい、変えないなら変えないと、いまの希望を伝えてください。
言葉が聞こえなかったときには、会話で聞き返すときの文例も使えます。聞こえたけれど何を指すか分からない場合は、まず「どの部分のこと?」と一つ確認し、そのあとで自分の気持ちを話すところから始めてみましょう。

この記事へのコメントはありません。